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第21回「食の信頼向上をめざす会」 【2/7】放射線育種と『あきたこまちR』~何が画期的なのか?

 食の信頼向上をめざす会(唐木英明代表)は、2月7日に開催する第21回Zoom情報交換会で、放射線育種と『あきたこまちR』について、科学的な知識を学ぶセミナーを企画した。
 『あきたこまちR』は、カドミウムをほとんど吸収しない新品種「コシヒカリ環1号」と「あきたこまち」を交配させて誕生した新品種。
 
 日本人は欧米諸国に比べて、コメからカドミウムを摂取している量が高いため、カドミウムの含有量の少ないコメが求められていた。それを実現したのが、カドミウムをほとんど含まないとされる同品。

 秋田県は2025年から全面的に『あきたこまちR』を作付けする方針を固めている。しかし、県議会で社民党や共産党から反対意見が出たり、一部生協や市民団体からも反対の陳情や抗議が出ている。「コシヒカリ環1号」は育種の最初の段階で放射線を当てて生まれたという経緯があり、反対の裏には、放射線を用いた育種への誤解があるようだ。

 情報交換会では、秋田県農林水産部水田総合利用課土壌・環境対策チームリーダーの小松寿氏、量子科学技術研究開発機構・放射線育種プロジェクトリーダー・上席研究員の長谷純宏氏を迎え、『あきたこまちR』に関する科学的知識を学び、その誤解を解く。

 2022年に活動を再開しためざす会だが、登録会員は昨年末に300人を超えた。以下に、去年の活動記録を紹介する。

<開催概要>
日 時:2月7日(水)午前11時~午後0時30分
開催方法:Zoomによるオンライン
定 員:先着100人
参加費:無料
申し込みE-mail:shinrai.koujyou@gmail.com

<プログラム>
講演①「水稲新品種『あきたこまちR』の特徴と意義について」
秋田県農林水産部水田総合利用課土壌・環境対策チームリーダー 小松 寿 氏
講演②「イオンビームを利用した突然変異育種と変異の特徴」
量子科学技術研究開発機構・放射線育種プロジェクトリーダー 上席研究員 長谷 純宏 氏

司会進行:小島 正美 氏(元毎日新聞編集委員)

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