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第12回京成将棋まつりでサプリ贈呈 将棋の強豪チーム「オムニカ」の知られざる素顔

 8月4日、第12回「京成将棋まつり」が京成百貨店(茨城県水戸市)のイベントホールで開催される。同イベントには、健康食品製造メーカーの㈱オムニカ(静岡県裾野市、高尾久貴社長)介護事業部ゆめみのデイサービスセンターと日本将棋連盟茨城県支部が協賛しており、オムニカ社からは参加者全員に対して、「ビルベリー」サプリメントが無償贈呈される予定。

 あまり知られていないが、実はオムニカ社と将棋のゆかりは深い。日本将棋連盟主催、朝日新聞社後援によって毎年開催される「職域団体対抗将棋大会」では、同社は毎年名だたるチームと熱い戦いを繰り広げ、善戦している。

 職域団体対抗将棋大会は毎年、春と秋の2回行われている。同一職場の各5人同士が対戦し、勝ち数が多いチームの勝ちとする団体戦形式である。Sクラスの8チームを最上位とし、成績による昇降式でFクラスから開始し、AクラスからEクラスまでが各64チームのトーナメント形式で行われる。

 オムニカ社は、2017年将棋部を創部し、同年第111回大会にFクラスに初参加し準優勝、20年のコロナ禍まで子供将棋教室を運営しており、その一環で日本将棋連盟プロ棋士による指導を受けてAクラス昇級を目標に鍛錬してきた。その後、昇級を重ねて22年第123回大会でBクラス3位入賞し、トーナメント形式最上位のAクラスに昇級した。

 同社社長で大会メンバーの1人でもある高尾久貴社長は、今年4月19日に行われたプロアマ指導対局において、第18世永世名人資格者の森内俊之九段との飛車落ち対局で見事に勝利を収めた。130手で高尾氏が勝利した。森内九段の投了シーン、対戦内容は27日、J:COM TV「お好み将棋道場 第298回」(聞き手:本田小百合女流3段)で放映されている。

【編集部】

(上の写真:プロアマ対局 飛車落ち上手の森内九段(右上)に対して、下手高尾氏(左下)の快心譜7四歩まで130手にて下手勝ちの局面、J:COM TVより)

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