沖縄長生薬草本社、OEM製品の小ロット・短納期に対応
(有)沖縄長生薬草本社(沖縄県南城市、下地清吉社長)は、今年で創業47周年を迎える健康食品のOEM受託製造企業。広大な自社農園と約70軒の契約農家でウコンの無農薬栽培を行っている。栽培から加工、生産、販売までを一貫サポート。健康食品GMP工場で製造工程管理を行い、ISO22000で安全性を確保。豊富なノウハウでビジネスサポートを行う。
同社は原料・OEM提案から末端商品販売までを手がける。2万5,000坪の広大な自社農園のほか、本島、奄美大島での契約栽培で原料を確保し、健康食品GMP認定工場で加工する。農作物の生産管理から加工・製造・流通・調理に至る工程の安全性を担保するISO22000も取得済み。
小量ロットから大量ロットまで対応が可能で、最短2週間以内で試作品も納品できる。加工形態はバラ茶からTP茶、粉末、顆粒、錠剤まで可能。商品企画から商品設計、試作、製造・加工、検査、包装までの一貫生産工程で独自ブランドの商品開発をサポートする。ネット販売できる商品の開発やグローバル展開商品の開発などきめ細かく対応。150種類の薬草を栽培する観光農園に隣接するかたちで薬膳レストランもオープン。観光客に憩いの場を提供し、健康食材の普及啓発にも努めている。
自社農場と約70軒の契約農場では、「春ウコン」「紫ウコン」「秋ウコン」「白ウコン」をはじめ、「グァバ」「クミスクチン」「ノニ」など豊富な健康素材を無農薬で栽培し、農場から工場、納品、販売までの過程をさかのぼって確認できるようにトレーサビリティーシステムを採用している。
春ウコンの生産量は年間38トン、紫ウコン、秋ウコン、白ウコンの順に1,057kg、3,422kg、1,659kgを供給できる。2009年には長さが35~45cmの巨大ウコン『沖縄皇金(おうごん)』の栽培に成功し、世界最大級のウコンとして県内外から注目された。これは品種改良を重ねた独自の秋ウコンで、株は通常の秋ウコンの5倍の大きさ。根茎はオレンジ色で苦味やにおいが少ないため、カレーなどの料理にも使用されている。
ほかにも、「くみすくちん茶」「グァバティー」「ゴーヤー茶」「バタフライピー」「5つの琉球ハーブティー」や、各種ウコンの粒と粉末など多くのOEM製品を取り扱っている。また同社は、「キッチンに置いたら素敵だな、と感じてもらえるようなハーブを使った、オリーブオイル、お酢、お塩など、普段の暮らしにちょい足しの、より楽しく、おいしく、食卓が明るくなる商品提案も行っている」という。
<COMPANY INFORMATION>
所在地:沖縄県南城市佐敷字仲伊保116-1(本社)
TEL:098-947-3214
FAX:098-947-3219
URL:http://www.cho-sei.co.jp/
事業内容:健康食品のOEM受託製造
(写真:本社の外観)