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沖縄テレビ開発、トゴドコロジオゲスニン濃縮方法で特許出願

 ㈱沖縄テレビ開発(沖縄県那覇市、大田直也社長)はこのほど、トゲドコロ(クーガ芋)の成分「ジオゲスニン」濃縮方法で特許を出願し、臨床試験に着手したと発表した。

 トゲドコロは、自然薯や長芋と同じヤマイモ属。寒さに弱いため、日本国内では沖縄県が生産の北限となっている。沖縄県内では生食用として販売されているが、生産量と日持ちの観点から、ほとんどが県内だけの流通で、産業化には至っていない。また、保存性を考慮したトゴドコロ乾燥粉末が一部供給されているが、多糖類が多く含まれているため、ジオゲスニンを有意な量摂取するためには、糖質の過剰摂取につながる可能性があった。

 こうした背景から同社では、トゴドコロから糖質や粘質物質を除去すれば、ジオゲスニンを効率よく、食べやすく摂取できるようになるのではないかと考え、トゴドコロから糖質除去を試みた。

 今回特許出願した製法では、既存の乾燥粉末に含まれるジオゲスニン量を約5倍に濃縮することができ、山芋特有の粘性も抑制され、食感が良好でさまざまな飲食品への利用が可能になるという。

 同社では、「8月に立命館大学と共同で、さらなる臨床試験を実施し、来年春ごろにサプリメントや栄養補助スナックなどの上市を目指している。また、その結果を踏まえ、機能性表示食品の届出も視野に入れる」としている。

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