森永乳業、ドイツ子会社のラクトフェリン製造能力を倍増
森永乳業(株)(東京都港区、宮原道夫社長)は27日、子会社のラクトフェリン生産量世界トップシェアを誇るMILEI GmbH(ミライ社:ドイツ・ロイトキルヒ市)で、ラクトフェリンの製造能力を現在の2倍以上に増強すると発表した。
総投資額は1,500万ユーロ(約18億円)。製造能力は約170tで、2019年度の2倍以上となる。稼働は21年4月を予定している。
育児用ミルクやサプリメントに配合する原料として、ラクトフェリンは欧米やアジアを中心に需要が拡大。健康価値を付与する機能性素材として、引き続き長期的な需要の伸びが予測されるという。