森乳、ベトナムでの生産・販売を開始 「海外売上高比率15%以上」を目標に販売を強化
森永乳業㈱(東京都港区、大貫陽一社長)はこのほど、ベトナムにおいて森永乳業ブランド商品の現地生産と販売を開始すると発表した。
当社は2021年1月に、ベトナム市場における事業拡大の一環として、Elovi(エロヴィ) Vietnam Joint Stock Company(以下、Elovi社)の株式を取得し、同年6月に完全子会社化した。
同社がこれまで日本市場で培ってきた開発技術力・ノウハウを生かして、森永乳業ブランドから、より健康・栄養に貢献する商品ラインアップを拡充し、新たな販売チャネルの開拓を行うことで、今後の成長が見込めるベトナム市場における事業の強化を図る。今回ベトナムで販売する森永乳業ブランドの商品は、Elovi社による製造・販売を行う。
同社では、森永乳業グループ10年ビジョンにおいて、29年3月期までに「海外売上高比率15%以上」を達成することを目標としており、ベトナムでの販売を強化する。また、「サステナビリティ中長期計画2030」の「食と健康」において、「森永乳業グループならではの、かつ高品質な価値をお届けすることで、3億人の健康に貢献すること」を掲げ、健康課題に配慮した商品開発を進めている。
(冒頭の写真: Morinaga Zero-fat Yogurt レスシュガー / レスシュガー アロエ)