日本酒エキスのコラーゲン増加作用、α-EGに起因
大関(株)(兵庫県西宮市、長部訓子社長)の大関総合研究所は21日、日本酒エキス摂取による真皮層のコラーゲン増加作用について、日本酒に含まれる成分「α-EG」に起因することを突き止めたと発表した。
α-EGを含む純米酒エキスと、α-EGを含まない純米酒エキスを用いて、継続摂取による真皮層のコラーゲン密度スコアを比較した結果、その効果がα-EGに起因することを確認したという。
α-EGは、エタノールとオリゴ糖が存在する環境下で麹由来の酵素によって生成される。市販の純米酒に0.6~0.8%程度含まれている。