島根県、健康食品による健康被害が増加
島根県は27日、健康食品による健康被害に関する消費者相談や、定期購入トラブルの消費者相談が増加していることを受けて、注意喚起を行った。
相談事例によると、「インターネット通販でダイエットサプリを注文し、使用したところ、体が熱くなり、次第に下痢の症状が出た。病院を受診したところ、すぐに使用を中止するように言われた」という。また、「1回だけのつもりで健康食品を注文したら、実際は4回の定期購入になっていた。解約したい」といった相談が寄せられている。
県の消費者センターでは、健康食品の摂取後に下痢などの体調不良が生じた場合は使用を控え、最寄りの医療機関や保健所に相談するように呼びかけている。定期購入については、インターネット通販の利用時に、契約内容や解約条件の確認、申込画面の保存など、慎重な対応を求めている。