㈱山田養蜂場(岡山県苫田郡鏡野町、山田英生社長)はこのほど、同社の通販会員である全国の40歳以上の男女1,286人を対象に、健康に関する意識調査を実施した。
　同調査は、ミドル・シニア世代の生活や健康意識を把握するため、2019年から実施しており、今回が4回目の調査。調査期間は8月19日から23日。

　それによると、「現在の健康不安」についての設問では、全世代平均で「体力・筋力の低下」の悩みが63.3%と一番高く、年代が高いほど「体力・筋力の低下」と回答する人が増加した。一方で、「将来の健康不安」についての設問では、「現在の健康不安」と比較して、回答の割合に大きく差が見られなかったが、「もの忘れ・認知機能の低下」のみ、25.4%と大きく増加した。
　
　「どのような状態が健康か」の設問については、「病気がない(71.4%)」を抑え 「おいしく食事ができる(82.3%)」が第1位となった。特に、70代以上では、「生きがいを感じること」の項目が、他の年代平均よりも8.9%高い結果となった。
　
　睡眠についての設問では、睡眠が「不足している」と答えた人のうち、不足している原因が「寝つきが悪い」の回答が35.5%となり一番多い回答となった。年代別にみると、40・50代では「仕事、家事、介護・育児」の項目が高い比率だったのに対して、60代では「その他(自由回答)」が2番目に多く、「途中でトイレに目がさめる」、「トイレで起きてしまう」といった中途覚醒が原因と答えた人が「その他」の回答の半数を占めた。また70代では、「寝つきが悪い」と答えた人が、他の年代の平均に比べて15%高い結果となったとしている。