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大正製薬、CBDサプリを通販で発売 ソフトカプセル形状、国内で最終製品化

 大正製薬㈱(東京都豊島区、上原茂社長)はこのほど、カンナビジオール(CBD)を配合したソフトカプセル形状のサプリメントを新たに発売した。自社通販サイトを通じて販売するもので、1日摂取目安量1粒あたりに2mgのCBDを配合したという。

 新発売したのは『CBD taisho』。発表によると、原材料は海外から輸入し、最終製品化は日本国内で行う。規制成分のテトラヒドロカンナビノール(THC)が原材料に含まれていないか、第三者機関での分析を実施したうえで製品化する。「大正製薬基準の品質管理で、日本の法律に準拠した製品をお届けする」という。

 第三者機関での成分分析について、同社通販サイト「大正製薬ダイレクト」上の同商品のページでは、分析サービスをグローバルに展開するユーロフィン社のロゴがある分析報告書の一部を提示。「日本では許可されていないTHC等の成分が不検出であることを確認済み」だとしている。

 販売価格は100粒入で税込5,400円。

 サプリメントの販売大手でもある大正製薬がCBD製品の販売を始めたことで、「麻薬」とされるTHCのリスクがつきまとう大麻草由来CBDに対する健康食品業界の慎重姿勢に変化が生じる可能性もありそうだ。

 規制官庁である厚生労働省が先ごろ公布した、製品形状ごとにTHCの残留限度値を定めた政令は、今年12月12日に施行される予定。限度値は、100万分の1を表わす「PPM」の単位で規制される。常温において液体である油脂および粉末の場合、残留限度値は10ppm。それ以外の形状ではさらに低い。

(冒頭の画像:大正製薬が新発売した『CBD taisho』のパッケージ。同社の報道発表資料から)

関連記事:厚労省、THC残留限度値定めた政令公布 12月12日施行、数値に変更はなく

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