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国立栄研、ダイズの安全性情報公表 花粉症等の子どもが豆乳に対するアナフィラキシーを発症

 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は8日、素材情報データベース(HFNet)にダイズの安全性情報を追加したと発表した。

 花粉症で鶏卵アレルギー、気管支喘息の既往がある10歳の日本人の子どもが、豆乳飲料摂取開始直後に口腔内に違和感を持ったが、200mlを全量摂取。その直後から嗄声、呼吸困難を生じたため外来受診した。
 アナフィラキシーと診断され、加療も改善せずに転院。意識障害、眼瞼浮腫を生じ、喘鳴が強く発声不能だったため、治療継続により軽快後、さらに転院。

 その後、集中治療室に入院の上、嗄声に対しアドレナリン投与後、呼吸状態が安定。翌々日に退院した。抗体価検査の結果、大豆に対しては陰性だったが、大豆タンパク質およびハンノキに対して陽性を示し、花粉フルーツ症候群による豆乳に対するアナフィラキシーと診断され、豆乳および湯葉の摂取が制限されたという。

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