厚労省、CBD製品から大麻成分THCを検出
厚生労働省は28日、(株)こころ(埼玉県蕨市)が販売するCBD製品から大麻成分のTHC(テトラヒドロカンナビノール)を検出したと発表した。
今年1月、同社から「販売するCBD製品中、大麻成分THCが含まれる可能性がある製品があることが判明し、当該製品を回収した」という連絡があり、同社の協力を得て、回収した2種類8製品の成分分析を行った。
その結果、『CBDオイルPro900』(容量10ml、賞味期限2020.02.13)などの3製品、『CBDオイルPro2700』(同30ml、同2019.07.23)などの2製品から、微量の大麻成分であるTHCが検出された。
THCが検出された製品は、大麻取締法上の「大麻」に該当する疑いがあるという。同省は購入者に対し、最寄りの地方厚生局麻薬取締部、都道府県衛生主管部(局)薬務主管課、または保健所まで提出するように呼びかけている。
(写真:大麻成分のTHCが検出された製品)