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厚労省、中国産花椒とブラジル産ナッツに検査命令

厚生労働省は17日、大行商事(株)が輸入した中国産花椒と、(株)DEL SOLが輸入したブラジル産ナッツ粉・ペーストからアフラトキシンが検出されたことを受けて、検査命令を出したと発表した。アフラトキシンは発がん性のあるカビ毒の1種で、「不着してはならない」と規定されている。

 大行商事(株)が輸入した「花椒」(製造者:TIANJIN XINGYUE AGRO-PRODUCTS PROCESSING CO.,LTD)151カートン・1,510kgについて、東京検疫所でモニタリング検査を実施した結果、アフラトキシンが1kg当たり12μg検出された。厚労省は全ロット検査を義務づけ、全量保管中の状況にある。

 (株)DEL SOLが輸入した「ブラジルナッツ粉(13ピース、3.25kg)」、「――ナッツペースト(44ピース、5.5kg)」(どちらも製造者:QUALI PLUS COMERCIAL EXPORTADORA E IMPORTADORA EIRELI)については、輸入時の自主検査の結果、「ナッツ粉」からアフラトキシンが1kg当たり15μg、「ペースト」からは同21μg検出された。

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