健康食品売上高、2カ月連続130億円台 【10月の通販売上高調査】前年同月比は微増に転じる
(公社)日本通信販売協会(粟野光章会長。以下、JADMA)が1日発表した、会員企業121社を対象にした2022年10月の通販売上高調査結果によると、総売上高は前年同月比3.9%増の1,239億3,700万円となり、前の月の2.3%減からプラスに転じた。
商品カテゴリー別の売上高を見ると、「健康食品」は134億2,400万円と2カ月連続の130億円台。6~8月は140億円台で推移していたことを考えると低調だ。ただ前年同月比は0.1%のプラス。微増にとどまったものの、前の月の2.9%減から増加に転じた。
「化粧品」は151億9,900万円となり、前年同月比は0.1%のマイナスだった。微減だが減少は止まらず、22年4月以降で見ると7カ月連続のマイナスとなった。
一方、「(健康食品を除く)食料品」や「衣料品」、「家庭用品」などが増加し、10月の総売上高がプラスに転じる要因になった。同食料品は3カ月連続のプラス。
(下の画像:22年10月度通販売上高調査結果。JADMA報道発表資料)