「栄養強化型」の青汁を、㈱伊藤園（東京都渋谷区、本庄大介社長）が来月から売り出す。日本食品標準成分表2020年度版（八訂）における「青汁ケール」との比較でカルシウム1.3倍、鉄分5.6倍、食物繊維1.5倍に強化したという。同社が27日発表した。

　『栄養強化型 毎日１杯の青汁』（＝写真）を10月3日に新発売する。発表によると同商品は、微細化した国産大麦若葉と緑茶を顆粒化した糖類不使用の粉末青汁。ビタミン11種類を始め、カルシウムや鉄分などを1包で摂取できるようにした。

　50包入り。希望小売価格3,240円。全国で販売する。

　「粉末青汁製品は、ごはんの時は水に混ぜてお茶代わりに、パンの時は牛乳や豆乳と混ぜてラテ風にして飲用するなど、さまざまな食事との相性も良いことから飲用者が増えています」と同社。今後、「さまざまな飲み方の提案をすると同時に、消費者ニーズに合わせた積極開発を積極的に行う」としている。

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