京都消費者契約ネットワーク、サプリ定期購入の表示 ライフに差止請求
サプリメントの定期購入に関する表示が景品表示法に違反するとして、適格消費者団体の京都消費者契約ネットワークはこのほど、販売会社の(株)ライフ(東京都港区)に対し、表示の停止を求める差止請求書を送付したと発表した。
差止請求書によると、同社は自社ウェブサイトでサプリメント『LAKU FRORA(ラクフロラ)』を販売している。その際、「ラクトクモニターコース」で1袋分だけを100円で購入できるかのように表示。しかし、実際には最低2回分(合計21袋分)の購入継続が条件になっているという。
また、同社のホームページで同コースに申し込んだ場合、「ご注文確認画面」では1個を購入したことが表示されるにすぎず、定期購入の条件の記載は枠外にあると指摘している。
京都消費者契約ネットワークでは、これらが景表法で禁止している有利誤認表示に当たるとして、表示の停止を求めた。
同社に取材を申し込んだが、「コメントは差し控えさせていただきたい」としている。