世界メンタルヘルスデー特別イベント 厚労省がアスリートらの対談動画を配信
厚生労働省は10日、「世界メンタルヘルスデー」(10月10日)にちなんで、日本を代表するアスリートやピアサポーター、メンタルヘルスの専門家らによる対談動画を2部構成で配信する。配信時間は午前10時から。
第1部では、田中ウルヴェ京氏、廣瀬俊朗氏、萩野公介氏、大山加奈氏といったアスリートらによる対談、第2部はピアサポーターによる対談をおこなう。
<イベントの概要>
●第1部 アスリート×専門家による対談
テーマ「アスリートと考える、メンタルヘルスについて」
第1部では、強い心の持ち主と思われることの多いアスリートのが、競技や自身の経験を通じ、自身で感じたさまざまな気持ち、困難だったこと、周囲の支え、その経験を語るに至った過程など、メンタルヘルスに関わる自身の経験を語る。
普段から自分自身の心の状態に関心を持って、心の不調に早く気づくことが大切だというメッセージを訴える。自分自身を「今日も頑張ったな」と認めることの大切さ、「自分が幸せな状態であること」のために必要なこと、心の不調がある人に「周りの人ができることは何だろう?」と一緒に考える。
【出演者】
田中ウルヴェ京 氏、廣瀬俊朗 氏、萩野公介 氏、大山加奈 氏、小塩靖崇 氏
●第2部 ピアサポーター×専門家による対談
テーマ「精神疾患について正しく知り、向き合うこと」
第2部では、「こころが不調」な時、どのように感じ、どのような行動が回復のきっかけになったのかなど、実際に精神疾患を経験したり、精神疾患の人を支えた際の経験談を交えながら、メンタルヘルスについて語る。周囲の人に「できない」と思われているとしても、病気のために「当たり前のことをあきらめなくて良い」というメッセージを伝える。
【出演者】
藤井千代 氏、櫻田なつみ 氏、内布智之 氏、吉野智 氏
YouTube動画の視聴はこちらから
(冒頭の画像:厚労省ホームページより転載)