ルチンの安全性情報 国立栄研がHFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は22日、素材情報データベース(HFNet)に「ルチン」に関する安全性情報を追加したと発表した。
動物試験(ラット)で、ルチンはジクロフェナク(解熱鎮痛薬:CYP2C9基質)の血中濃度(AUC)を増加、クリアランスを低下させたが、肝臓組織におけるCYP2C11遺伝子発現に影響を及ぼさなかった。
また、in situ実験 (ラット小腸) では、ジクロフェナク(解熱鎮痛薬:CYP2C9基質)の腸透過性を増加させたという。