ラグビー選手が起業 プロテイン販売
日本代表の中村亮土選手 インフォームド認証取得
ラグビー日本代表の中村亮土選手が代表を務める㈱TRYFE JAPAN(東京都目黒区)が、英LGC社が運用するサプリメントのアンチドーピング認証プログラム『インフォームドスポーツ』を取得した。LGCインフォームド認証(インフォームドスポーツ及びインフォームドチョイス)の日本総代理店が7日に伝えた。
インフォームドスポーツ認証を取得したのは、同社がクラウドファンディングで昨年末に先行発売していたプロテイン『TRYFE PROTEIN GOOD DAY』。先行販売を始めた時点で認証を取得していたようだ。
プロラグビー選手の中村氏は、2019年のラグビーW杯で日本代表初の8強入りに貢献したひとり。現在、国内クラブチームの東京サントリーサンゴリアスに所属している。2020年に起業しTRYFE JAPANを設立していた。
国内取得企業、計94社に 最終製品認証231製品
LGCインフォームド認証の日本総代理店、バイオヘルスリサーチリミテッド(東京都文京区、池田秀子社長)によると、TRYFE JAPANの他に、㈱コム・ジャパン(東京都渋谷区、眞田昭男社長)が7日までにインフォームドスポーツ認証を新規に取得。コム社は、アスリート向けサプリメント『ナリッシュメントチャージJ』というサプリメントで認証を得た。
これにより、日本国内でインフォームド認証を取得した企業の総数は94社になった。内訳は、製品認証が86社231製品、原材料認証が6社8原材料、工場認証が2社3工場。日本でのインフォームド認証プログラムの運用は2016年末にスタートした。
なお、今月26日、国際スポーツ栄養学会(ISSN)東京大会がオンライン形式で開催される。英LGC社による講演(録画)もあり、「スポーツサプリメントの安全性(アンチドーピング)」をテーマに、世界のドーピングの状況をはじめインフォームド認証について講演する。
(冒頭の画像:TRYFE JAPANが手掛けるプロテインの商品パッケージ。同社プレスリリースより)