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ヤクルト、売上12%増 『Yakult(ヤクルト)1000』、『Y1000』の増産体制を構築

 ㈱ヤクルト本社(東京都港区、成田裕社長)はこのほど、2023年3月期第1四半期(22年4月1日~6月30日)決算短信を発表した。売上高は対前年同期比12%増の1,079億8,300万円、営業利益は同27.2%増の147億7,000万円だった。

 事業の根幹であるプロバイオティクスの啓発・普及活動を展開し、商品の優位性を訴求してきた。また、販売組織の拡充、新商品の研究開発や生産設備の更新に加え、国際事業や医薬品事業にも積極的に取り組み、業績の向上に努めた。

 乳製品は、同社独自の「乳酸菌 シロタ株」や「ビフィズス菌 BY株」などの科学性を広く普及するため、新型コロナウイルス感染症の感染防止策を講じた上で、地域に根ざした「価値普及」活動を積極的に展開した。

 宅配チャネルにおいては、乳製品乳酸菌飲料『Yakult(ヤクルト)1000』、『ヤクルト400』シリーズを中心にエビデンスを活用し、既存顧客への継続飲用を促進すると同時に、新規客づくりに努めた。また、ウェブを活用したキャンペーンの実施などにより、新たな顧客との接点づくりを強化した結果、インターネット注文サービス「ヤクルト届けてネット」の利用者数、売上がともに増加し、当初の計画を大きく上回る実績で推移した。

 店頭チャネルにおいては、乳製品乳酸菌飲料『Newヤクルト』シリーズ、はっ酵乳『ジョア』について、消費者キャンペーンを実施したほか、演出資材などを活用した視認性の高い売り場を展開することで、売上の増大に努めた。

 商品別では、『Yakult(ヤクルト)1000』、『Y1000』の品薄状態に対応するため、増産体制を整えるための取り組みを進めた。その結果、国内の飲料、食品製造販売事業部門の売上高は同10.2%増の558億1,200万円となった。

 化粧品は、同社が創業以来培ってきた乳酸菌研究から生まれたオリジナル保湿成分「S.E.(シロタエッセンス)」の「価値普及」活動に重点をおき、顧客の「内外美容」の実現と化粧品愛用者数の増大に努めた。具体的には、基礎化粧品「ラクトデュウ」シリーズのブランド活性化策を展開し、シリーズ品の愛用促進を図った。また、高機能基礎化粧品「パラビオ」シリーズにおいて、3月に発売した美容液『パラビオ AC セラム サイ』を中心とした販売促進策を実施し、売上の増大に努めた。

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