㈱ヤクルト本社（東京都港区、成田裕社長）は17日、国内で販売する健康食品の一部商品について、4月1日から価格を改訂すると発表した。

　これまで現在の価格を維持するため、コスト増を吸収するべく、さまざまな対策を講じてきたが、原材料費の上昇に加えて、社会情勢に起因する物流費・燃料費などの急激な高騰は、企業努力だけでは吸収できる範囲を超えるものであり、一部商品について価格の見直しをせざるを得ない状況になったという。

　対象商品は、青汁3品とサプリメント4品。『毎日うれしいケールの青汁』は、現行の1,810円から1,950円に、『ごくごく飲める大麦若葉　栄養アップ』は現行の2,200円から2,350円に、『ハイパーケール』は現行の3,500円から3,750円にそれぞれ改定する。
　サプリメントは、『サプリズム　グルコサミン』を現行の2,143円から2,250円に、『―コラーゲン』を現行の4,000円から4,500円に、『―ブルーベリーA』を現行の2,762円から2,900円に、『―DHA＆EPA』を現行の3,000円から3,150円にそれぞれ改定する（価格はいずれも税別）。

　同社では、今後も企業努力によるコスト削減を継続しつつ、「安全・安心」で高品質な商品を提供できるよう努めるとしている。