メディサイエンス・エスポア、酸素補給水『WOX』 原料50tを供給へ
メディサイエンス・エスポア(株)(神奈川県川崎市、松本高明社長)は、酸素補給水『WOX』について、原料・OEMなどを合わせて合計50tを供給するという目標を掲げている。今秋には同社にとって3番目となる製造工場が稼働する予定で、稼働後は輸出先の拡大を想定している。
『WOX』は昨年後半から、立て続けに大手チェーンドラッグストア、新興フィットネスクラブ、老舗健康食品メーカーなどへのOEM供給が増加。また、酸素水の溶解性が高い特性に着目し、これまで実現が困難だった新たな濃縮飲料の開発にも利用されるようになったという。
化粧品基材としては、『WOX』を水の代用で使用した場合に、配合成分の溶解性・分散性が高まるという特長があり、乳化剤や界面活性剤の使用量を抑えることが可能となる。この点が評価され、昨年から化粧品基材としての採用も伸びている。
『WOX』(ペットボトル、350・500ml)は、水分子で酸素分子を包み込む(イメージ)ことで、水中に溶け込ませた酸素補給水(製造特許取得済、物質特許申請中)。開封後、振動や熱を加えても、酸素が高い濃度で安定して含有されるという特長がある。
<COMPANY INFORMATION>
所在地:神奈川県川崎市幸区新塚越1-2(本社)
TEL:044-511-2214
FAX:044-533-7438
URL:https://ms-espoir.co.jp
事業内容:新製品と新基材の開発、飲む酸素『WOX』の製造販売、『WOX』を使用した化粧品の開発と販売、化粧品原料の製造販売など
(写真:幅広く展開する酸素水『WOX』)