プラズマ乳酸菌配合の青汁が登場
「金の青汁」シリーズから キリンと日本薬健がコラボ
プラズマ乳酸菌を配合した機能性表示食品の青汁が今月28日から全国のドラッグストアなどで発売される。
独自素材としてプラズマ乳酸菌の最終製品販売から原材料供給まで手掛けるキリンホールディングス㈱(東京都中野区、磯崎功典社長)と、国産大麦若葉を使用した『金の青汁』シリーズの販売で知られる㈱日本薬健(同港区、丸山忠生社長)がコラボレーションしたもの。
商品名は『プラズマ乳酸菌免疫ケア青汁』(3g×30パック、価格はオープン)。ヨーグルト風味に仕上げた。届出者である日本薬健が金の青汁シリーズに追加する形で販売する。
キリンホールディングスは、今回の日本薬健とのコラボレーションについて、「1社ではアプローチできないカテゴリーのお客様に新たな価値を届け、大きな社会課題の一つである『人々の健康維持への貢献』を実現する」などとしている。
両社によると、同商品はプラズマ乳酸菌を配合した初の青汁となる。2パックあたり1,000億個のプラズマ乳酸菌を配合した。日本薬健の担当者は、「(プラズマ乳酸菌が)確実に配合されているように何度も検証を重ねた」とのコメントを出した。
増加基調の青汁市場
青汁の需要は、新型コロナ禍で増加基調に転じたと見られている。民間調査会社の調べによれば、2021年の青汁市場規模は19年比でおよそ30億円の増加が見込まれるという。コロナ禍前は伸び悩みが指摘されていた。健康維持・増進ニーズが高まる中で、食物繊維やビタミン類などの栄養素を手軽に補給でき、かつ保存性も高いため、消費者からの支持を得たとみられる。