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ファーマフーズ、万博に参画
大阪パビリオン出展 「タマゴ」テーマに

 2025年に日本で開催予定の国際博覧会(大阪・関西万博)に、㈱ファーマフーズ(京都市西京区、金武祚社長)が参画することになった。大阪府・市が出展する「大阪パビリオン」に協賛し、同社が研究開発を進めてきた「タマゴ」をテーマに出展参加する。同社が24日発表した。

 大阪・関西万博は2025年4~10月まで大阪の夢洲で開催される予定。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」。また、今回の万博で最大規模のパビリオンになるといわれる大阪パビリオンのテーマは「REBORN(リボーン)」で、「健康」がキーコンセプトにされている。

 ファーマフーズは、大阪パビリオンに、「タマゴは地球人を救う」のテーマで出展する。同社にとってタマゴは「戦略的基盤研究素材」で、これまでに、機能性食品の原材料や医療用抗体、化粧品などとして利用するための研究開発を進めていた。今後、万博に向け、「10才若返る未来のタマゴ」の創造を目指すという。

ロート製薬、森永乳業なども出展

 大阪府・市を始め大阪商工会議所など関西の経済団体で構成される2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会によれば、大阪パビリオンにはファーマフーズの他、㈱あきんどスシロー(大阪府吹田市)、㈱サイエンス(大阪市淀川区)、日本生命保険相互会社(大阪市中央区)、㈱ミルボン(東京都中央区)、森永乳業㈱(東京都港区)、ロート製薬㈱(大阪市生野区)の計7社の出展が24日までに決定した。

 ロート製薬は同日、大阪パビリオンへの協賛、出展が決定したことを発表。「同パビリオンとの共創により、未来の医療・ヘルスケアの可能性を発信すべく、準備をしてまいります」とするコメントを出した。

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