ハーブと糖尿病治療薬の相互作用 国立栄研がHFNetに追加登録
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は20日、素材情報データベース(HFNet)にオリーブ葉抽出物(OLE)と糖尿病治療薬「グリブリド(GLB)」の相互作用に関する情報を追加したと発表した。OLEとGLBとの相互作用の可能性を評価し、GLB単独よりも薬理学的な利点があるかどうかを判断した。
結果、糖尿病モデル動物(ラット)において、OLEとGLB(糖尿病治療薬:CYP2C9、CYP3A4基質)の8週間の併用は、GLBによる糖代謝マーカー(空腹時血糖、HbA1c、インスリン)改善作用を増強させたという。