ハチ花粉サプリでアナフィラキシー 国立栄研が安全性情報をHFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は5日、素材情報データベース(HFNet)にハチ花粉の安全性情報を追加したと発表した。
季節性アレルギー性鼻炎がある米国の40歳男性が、ハチ花粉サプリメントを約1カ月間常用。サプリメントの摂取から約2時間後にランニングをしていたところ、鼻閉、息切れ、じんましん、舌および手の浮腫を生じ、抗ヒスタミン薬の服用により改善したという。
プリックテストを行った結果、ハチ花粉が陽性だったため、ハチ花粉サプリメントによる運動誘発性アナフィラキシーと診断された。