ハウス食品グループ本社㈱（東京都千代田区、浦上博史社長）とハウスウェルネスフーズ㈱（兵庫県伊丹市、倉田千裕社長）はきょう（19日）、ターメリックエキス中の成分「ターメロノール類」の慢性炎症の改善につながる機能を確認したと発表した。

　研究では、ターメリックエキスの中から抗炎症作用をもつ成分の探索を行い、8つの成分を同定した。その中で、「ターメロノールA」と「ターメロノールＢ」という成分がとくに強い抗炎症作用をもつことがわかった。両成分とも、炎症に関わるマクロファージ細胞の炎症性メディエーター（PGE2、NO、TNF-α、IL-1β, IL-6）の産生を抑制することを確認したとしている。

　同研究成果を、11月20日～21日まで開催される「第28回日本未病学会学術総会」で発表する。