ニッピ、8月5日に新工場が稼働
(株)ニッピ(東京都足立区、河村桂作社長)は8月5日、静岡県富士宮市に新設したコラーゲンペプチド製造工場の稼働を開始する。生産量は現状の3倍になる見込み。これにより、新規受注や「Collagenomics(コラゲノミクス)シリーズ」の拡販、北米で顕著となった魚由来コラーゲンの需要増などに対応する。
同社は健康食品用原料として、牛由来、豚由来、魚由来(淡水魚・海水魚)の3種類のコラーゲンを供給する。昨年、独自開発のコラーゲンペプチド「DFF-01(Pro-Hyo高含有コラーゲンペプチド)」と「GFF-01(X-Hyo-Gly高含有コラーゲンペプチド)」の2原料を上市している。
新工場の稼働により、今後はコラゲノミクスシリーズの拡販や北米への供給をはじめ、東南アジアなどの海外展開にも注力する方針としている。