ダイエット食品から医薬品成分 福岡県の買上調査で「ヨヒンピン」検出
福岡県は22日、健康食品の買上調査により、1製品から医薬品成分が検出されたと発表した。医薬品医療機器等法に違反するため、販売業者を所管する各自治体に通報した。
買上調査は、インターネット上で販売されている痩身系4製品、強壮系11製品の合計15製品を対象に実施。検査の結果、痩身系1製品から、医薬品成分の「ヨヒンピン」が検出された。
薬機法違反の製品は、福岡県がインターネット販売事業者sunnydays(大阪府大阪市)から購入した『SLENDRIN』(2,980円、60カプセル)で、製造者はSapphire Healthcare LLC。
現在のところ、同品による健康被害は報告されていないが、厚生労働省は福岡県の発表を受けて、購入者に対して摂取の中止および身体に異常を感じた場合には医療機関を受診することを呼びかけている。
(写真:福岡県の発表資料より)