タカナシ乳業、乳酸菌摂取による肌への作用メカニズムを検証
タカナシ乳業(株)(神奈川県横浜市、高梨信芳社長)は3日、乳酸菌摂取による肌の潤いを保つ作用メカニズムに関する研究成果を発表した。インドネシアでこのほど開催された「第10回アジア乳酸菌学会」で報告した。
作用メカニズムを検証するため、被験者の便を用いた試験や動物試験を実施。この結果、乳酸菌が腸内細菌に影響を与え、酪酸を介して腸のバリア機能を高める可能性が示唆された。また、血清中の免疫物質の1つである「TGF-β」を高め、肌に作用する可能性を見出したという。