スカイフルーツの摂取による肝障害が多数報告
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は23日、健康食品の素材情報データベースに「オオバマホガニー」を新規に掲載した。
オオバマホガニーは南米原産のセンダン科の多年生落葉樹。種子はスカイフルーツと呼ばれ、東南アジアでは高血圧や糖尿病の民間療法に利用される。「血圧を下げる」、「糖尿病によい」などと言われているが、ヒトでの有効性については信頼できる十分な情報がないと説明している。
安全性については、種子(スカイフルーツ)やその抽出物の摂取と関連性が疑われる肝障害が複数報告されているという。