ジャワナガコショウの有効性情報 国立栄研、HFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は1日、素材情報データベース(HFNet)に「ジャワナガコショウ(ヒハツ)」の有効性に関する情報を追加したと発表した。
下肢のむくみを自覚している健康な日本の成人女性36人(平均30.6±11.1歳)を対象に二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験を実施した。
ジャワナガコショウ果実抽出物を1日に150 mg(ピペリン800μg含有)摂取させ、6時間座位を維持させたところ、下肢の浮腫指標(細胞外水分量(ECW)/体内水分量(TBW)比、下肢の細胞外液量(ECF)/総体液量(TBF)比)の抑制が認められた。一方、脹脛の最大周囲径に影響は認められなかった。