機能性食品素材の製造販売を展開するインドのサミ・サビンサグループリミテッドの日本法人、サビンサジャパンコーポレーション㈱（東京都豊島区、佐次本英行社長）は、18日から20日まで東京ビックサイト（東京都江東区）で開催される展示会『ifia Japan 2022』に出展、新製品を紹介する。

　紹介する新製品は、植物のアンドログラフィスの抽出物「パニシン」を始め、肝臓ケアの機能性用途で展開する「リヴロンガ」（クルクミンC3コンプレックス、リヴィノール、バイオペリンを組み合わせた新素材）の他、以前から販売している有胞子性乳酸菌「ラクトスポア」の死菌タイプ「イミュノスポア」の3製品。19日と20日にプレゼンテーションセミナーも行う。

Novel Food承認のホワイトクルクミノイドをドリンクに

　このほか、今回の展示会では、既存製品のホワイトクルクミノイドを配合したドリンクやゼリーに関するアプリケーション提案を行い、一般加工食品市場をターゲットにして拡販を図る。

　テトラヒドロクルクミノイド（THC）を高含有する同素材は先ごろ、欧州食品安全機関（EFSA）から新規食品（Novel Food）として承認された。THCは、クルクミンなどクルクミノイドが体内で代謝されて変換されるもので、同社では、栄養素の代謝産物が新規食品として承認されたのは今回が初だとみられる、としている。

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