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ケルセチンの有効性情報 国立栄研、HFNetに追加

 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は6月30日、素材情報データベース(HFNet)に「ケルセチン」の有効性に関する情報を追加したと発表した。

 2018年4月までを対象に3つのデータベースで検索できた二重盲検無作為化プラセボ対照試験10報(検索条件:年齢≧18歳、期間≧1週間)について検討したメタ分析で、ケルセチンの摂取は、炎症マーカー(CRP(6報)、IL-6(5報)、TNF-α(4報))に影響を与えなかったというが、サブグループ分析では、診断された疾患の参加者の循環CRP(SMD:-0.24、95%CI:-0.49、0.00)および女性のIL-6(SMD:-1.37、95%CI:-1.93、-0.81)において有意な減少が明らかになったとされている。

Int J Food Sci Nutr

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