キリンHD、ファンケル買収を発表 TOB実施、総額2,200億円で完全子会社化目指す
ヘルスサイエンス事業を強化しているキリンホールディングス㈱(東京都中野区、南方健志社長)は14日午後、2019年から資本業務提携関係にあるサプリメント製造販売大手の㈱ファンケル(横浜市中区、島田和幸社長)を買収すると発表した。週明け17日から1株あたり2,690円でTOB(株式公開買い付け)を実施し、同社株を追加取得して完全子会社化する。買収額は約2,200億円となる見込み。ファンケルは、TOBに賛同する意見を表明。TOBが成立し、キリンHDの完全子会社になれば、上場廃止となる。