キリンHD、ファンケルへ出資 持分法適用会社に
キリンホールディングス(株)(東京都中野区、磯崎功典社長)は6日、化粧品・健康食品を販売する(株)ファンケルと資本業務提携契約を締結したと発表した。
キリンは総額1,293億円を出資し、ファンケルの発行済み株式の30.3%を取得する。キリンの議決権割合は33%となり、筆頭株式となる。株式取得は9月6日を予定し、ファンケルはキリンの持分法適用会社となる。
提携により、「生活習慣病」「脳機能」「フレイル」「リハビリ対策」といった分野の共同研究や、酵母・発酵技術を生かした化粧品の開発を推進。また、両社の強みを生かした商品・ブランド開発などのシナジー効果を想定している。