オムニカ、クルクミン研究で「The2019 Nutralngredients-USA Awards」受賞
(株)オムニカ(東京都文京区、高尾久貴社長)はこのほど、クルクミン含有ウコン製剤によるアルツハイマー病(AD)発症リスクの評価指標に関する研究が「The2019 Nutralngredients-USA Awards」を受賞したと発表した。
論文のタイトルは「Retinal Amyloid Pathology and Proof-of-Concept Imaging Clinical Trial in Alzheimer’s disease(網膜アミロイドの病理とその証拠 アルツハイマー病のコンセプトイメージング臨床試験)」で、学術誌『JCIinsight』に収載された。
アミロイドベータ(Aβ)の沈着がアルツハイマー病の特徴の1つで、Aβの沈着が網膜のAβ量を反映していることに着目。試験では、健常者(6人)とAD患者(10人)にクルクミン含有ウコン製剤を210日間摂取させ、独自の検眼鏡で摂取前と摂取後の網膜におけるAβ沈着の蛍光強度を測定、比較した。その結果、摂取後は摂取前よりも強い蛍光を示したと報告している。
また、健常者とAD患者の結果を比較したところ、AD患者でAβの沈着量が有意に多かったとしている。
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