エキナセアとHIV薬の相互作用 国立栄研がHFNetに安全性情報追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)はこのほど、素材情報データベース(HFNet)にエキナセアの安全性情報を追加した。
HIV患者15人を対象としたオープンラベル試験で、エトラビリン(HIV感染症治療薬:CYP2C9、CYP2C19、CYP3A4基質)400 mg/日の投与とともに、エキナセア根抽出物(E. purpurea)500mgを8時間ごと14日間摂取させたところ、エトラビリンの血中濃度(Cmax、AUC、C24)に影響は認められなかったという。