（国研）医薬基盤・健康・栄養研究所（東京都新宿区）は21日、素材情報データベース（HFNet）の「基礎知識」を更新した。「健康食品に関するアドバイザリースタッフに相談してみましょう」と題して、健康食品の適切な利用のためにアドバイザリースタッフの有効活用を推奨している。

　アドバイザリースタッフは、健康食品・サプリメントに関する正しい知識を持ち、無料で気軽に相談を受けてくれる、民間の資格を持った健康食品の専門家。
　主な資格として、NR・サプリメントアドバイザー（一般社団法人日本臨床栄養協会）、食品保健指導士（公益財団法人日本健康・栄養食品協会）、健康食品管理士（一般社団法人日本食品安全協会）などがある。また、健康食品領域研修認定薬剤師（神戸薬科大学）は、薬剤師の資格を取得した上、に健康食品やサプリメントに関する専門知識も持ち合わせていると紹介している。

　薬局・薬店、病院、販売メーカーの問い合わせ窓口などで相談できるとしている。ただし、相談する前に、利用したい目的、自分の健康について気になっている点、持病や他の健康食品・サプリメント、服薬中の薬などについて、できるだけ詳しく伝えることが必要だとしている。