アトラク、アンチドーピング認証の要件に生産施設審査を追加
(株)アトラク(東京都新宿区、遠藤敦代表)は5月31日、健康食品と化粧品のアンチドーピングの第三者認証「ドーピング・ガード」の8月申請分から、生産施設審査を実施すると発表した。4月に公表された(公財)日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の「スポーツにおけるサプリメントの製品情報公開の枠組みに関するガイドライン」に準拠した対応という。
同ガイドラインに掲載されたNSF Internationalなどの基準または同等の基準による審査を受け、認証を取得・維持している生産施設で、ドーピング禁止物質が混入しないための管理体制が実行されているかどうかについて、実地による年1回の生産施設審査を行う。認証済み製品については順次、生産施設審査を実施していく予定だ。
また、同ガイドラインに記載された分析品目についても、同ガイドラインに沿う方向で調整する。今夏をめどに、各種項目の適合を完了させる計画としている。