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そうざいの原料原産地表示で違反行為 農水省、北九州の昭和商事に是正措置

 農林水産省は12日、昭産商事㈱(福岡県北九州市、谷口泰弘社長)に対して表示措置に向けた指導を行ったと発表した。同社は、運営する店舗において製造したそうざい『チキン南蛮』の原料原産地名について、中国から輸入した鶏肉加工品(原料鶏肉は主に中国産を使用)を原材料にしていたにもかかわらず、「鶏肉(国産)」と事実と異なる不適正な表示を行っていた。同省九州農政局が今年1月19日~3月21日までの間、昭産商事および昭産商事味の四季彩谷山店(鹿児島市東谷山)に対して行った立ち入り検査で発覚した。

 また、原材料名について、「チキン南蛮、タルタルソース、あんかけ甘酢、スパゲッティー、食用油」であるにもかかわらず、「鶏肉、鶏卵、タルタルソース、あんかけ甘酢(ごま油、しょうゆ、たんぱく加水分解物、その他)、天ぷら粉、塩、こしょう、食用油」と、使用した原材料を表示せず、使用していない原材料を表示。重量順についても正しくない順序で表示をし、少なくとも2022年8月1日から今年1月9日までの間に2,210パックを一般消費者に販売したことを確認した。

 同社の行為について、食品表示法第4条に規定した食品表示基準第9条第1項第13号で定める表示禁止事項に違反すると認定した農水省は同社に対し、表示の是正、違反の原因究明と分析、再発防止策の実施を徹底するように指示した。

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