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消費者庁、特別用途食品2品許可 ネスレ日本が申請した総合栄養食品など

 消費者庁は14日、ネスレ日本㈱(神戸市中央区)などから申請された特別用途食品の表示を許可し発表した。許可したのは、病者用食品のうち総合栄養食品の区分で同社が表示許可申請していた『アイソカル ファイブケア』と、㈱ウエルハーモニー(兵庫県姫路市)が申請した、とろみ調整用食品『トロミーナ レギュラータイプ』の2製品。

 同庁が『アイソカル ファイブケア』に許可した表示は、「食事として摂取すべき栄養素をバランスよく配合した総合栄養食品」であって「疾患などにより通常の食事で十分な栄養を摂ることが困難な方に適す」旨。一方、『トロミーナ レギュラータイプ』に対しては、誤えんを防ぐことを目的にしたとろみ調整食品として「えん下が困難な方に適す」旨を許可した。

 消費者庁によると、特別用途食品の許可品数は14日時点で104件。そのうち総合栄養食品は7件(13品目)、とろみ調整用食品は12件となっている。

 特別用途食品の病者用食品のうち、許可基準型の区分としては、総合栄養食品のほかに、低たんぱく質食品、アレルゲン除去食品、腎臓病用組合せ食品などがある。

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