1. HOME
  2. 機能性表示食品
  3. タキシフォリンで新たな機能性表示 【機能性表示食品届出DB更新】新規届出のうち13件がGMP認定工場で製造

タキシフォリンで新たな機能性表示 【機能性表示食品届出DB更新】新規届出のうち13件がGMP認定工場で製造

 消費者庁はきのう14日、機能性表示食品の届出データベースを更新した。新たに受付公表されたのは、サプリメント7件、サプリ以外の加工食品7件、生鮮食品1件の合わせて15件だった。新規の機能性関与成分による届出公開はなかった。

 ㈱DHQ (東京都千代田区)のサプリメント『シャキッとタキシフォリンケア』(届出番号:I1404)の届出が公開された。同品の機能性関与成分は「タキシフォリン」。タキシフォリンは、特にシベリアカラマツ(ダフリアカラマツ)に多く含まれることで知られるポリフェノールの一種。ジヒドロケルセチンの別名がある。「タキシフォリン」による届出公開は、同社がすでに「認知機能の一部である視覚的記憶力の維持に役立つ機能」で行っているが、今回新たに「女性の注意力や思考力などを使う作業の繰り返しによる一時的な精神的疲労感を軽減することに役立つ機能があることが報告されています」という表示で届出が公開された。

 また、現在、消費者庁へ届け出る際の製造・品質管理の要件として義務化が検討されている健康食品GMP(適正製造規範)については、(公財)日本健康・栄養食品協会(JHNFA)のGMP認定工場における製造が延べ9件、(一社)日本健康食品規格協会(JIHFS)のGMP認定工場が4件(同)だった。そのほか、FSSC22000認証工場が4件(同)、HACCPが2件(同)だった。

 他方、9社15件の商品が撤回を届け出た。
 撤回理由として、ティーライフ㈱の『トリプルメタガード』(G620)が「仕様変更に伴い、新規届出を行ったため」としており、取材に対して同社は「カプセルの仕様が変更になり色味が多少変わったため、新たに届出を行った。すでに新しい商品で届出が公開されており、古い情報のまま届出が残っていたため今回撤回した」とコメントしている。

 ㈱ニューウェーブインターナショナルの『快眠アシスト』(F349)、『脳活プラス』(F342)が「販売戦略見直しによる生産中止のため」として撤回。担当者は「広告宣伝を行ったが期待した売上を獲得できず、採算が合わないため終売した」とコメント。また、㈱プレミアムコスメが「プレミアムコスメ社清算のため」として6件の撤回を行っている。その他は、販売終了などを理由としている。

【藤田 勇一】

5月の届出DB更新:【7日】クエン酸、高めの収縮期血圧を下げる ポッカサッポロが最終商品臨床で届出

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ