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サントリーHD、売上前年同期比6.6%増 24年12月期中間決算概況発表

 サントリーホールディングス㈱(大阪市北区、新浪剛史社長)はこのほど、2024年12月期中間決算概況(2024年1月1日~6月30日)を発表した(連結)。売上高は前年同期比6.6%増の1兆6,491億7,000万円、営業利益は同11.3%増の1,866億8,600万円だった。

 飲料・食品セグメントにおいて、サントリー食品インターナショナル㈱(東京都港区、小野真紀子社長)は、真のグローバル飲料企業として持続的な事業成長と企業価値向上を実現するため、“質の高い成長”を目標に掲げ、コアブランドを中心とした積極的なマーケティング活動を展開すると同時に、RGM(レベニューグロースマネジメント)活動を強化し、さらなる売上収益成長に取り組んだ。

 日本では、コアブランドや新商品での活動強化が寄与し、販売数量は前年同期並みとなった。「サントリー天然水」ブランドは、コミュニケーションやマーケティングなどの活動を強化・継続したことにより堅調に推移。「――きりっと果実」シリーズの継続的な伸長に加えて、4月にリニューアルした『――特製レモンスカッシュ』、5月に発売した『――FRUIT-SPARK グレフル&レモン』の好調な立ち上がりが増分に寄与した。
 「BOSS」ブランドは、「クラフトボス」シリーズの各商品をリニューアルするなど、ブランド育成に注力した。「伊右衛門」ブランドは、『伊右衛門』のリニューアルを中心にブランド育成活動を継続的に実施。2月にリニューアルした『――濃い味』、4月にリニューアルした『――特茶』は、いずれも前期からの好調を維持している。

 アジアパシフィックでは、継続的なマーケティング活動強化に取り組んだ。ベトナムでは、主力ブランドの「PEPSI」、「Aquafina」が、タイでは「PEPSI」「TEA+」がそれぞれ好調に推移した。オセアニアでは、主力であるエナジードリンク「V」のマーケティング活動を強化した結果、販売数量が前年同期を上回った。健康食品事業では、コミュニケーション刷新やマーケティング活動強化により、「BRAND’S Essence of Chicken」のトレンドが回復、『BRAND’S Bird’s Nest』も販売数量が大きく前年同期を上回った。

 欧州では、主要各国で価格改定を含むマーケティング活動に注力した。ブランドでは「Oasis」が好調だった。米州では、堅調な需要が継続する中、主力炭酸カテゴリーに加えて非炭酸カテゴリーの販促活動も強化。

 これらの結果、飲料・食品セグメントは、売上は同9.1%増の8,136億円、営業利益は同15.3%増の923億円となった。

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