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WMR89号オンライン版きょう発刊 「食品CRO機関から見た臨床試験のあり方」特集

 ㈱ウェルネスニュースグループ(WNG)はきょう10日、ヘルスケア産業の専門誌『Wellness Monthly Report』の最新号、2025年11月号(第89号)の電子版を発行した。

 本号では、「食品CRO機関から見た臨床試験のあり方」というテーマで特集を組んだ。食品臨床試験の質や透明性をめぐる課題が浮き彫りになっている。届出のスピードや費用を優先するあまり、科学的根拠づくりが置き去りにされてきたという指摘もある。こうした流れを変えようと、食品の臨床試験を担う食品CRO(試験受託)機関では、信頼回復に向けた新たな取り組みが進みつつある。

 試験の設計や進行が依頼者に十分に開示されず「ブラックボックス化」しているとの声が上がっている。依頼するメーカー側が試験内容を把握しないまま結果だけを受け取るケースもあり、研究の正当性を損ねる要因となっている。専門家からは、「試験の設計段階から科学的な根拠を明確にし、依頼者と共有することが不可欠」との意見が出ている。

 同時に、業界内では「見える化」への動きも広がる。被験者の生活状況をデジタルで管理したり、試験データをリアルタイムで確認できる仕組みを導入したりする事例が増えている。また、体内変化をより客観的に把握できる分析技術や、生活データを統合して試験結果を補強する新しい解析法も登場している。

 関係者による座談会や各社の動向を踏まえ、単なる試験の委託先ではなく、メーカーとともに品質を築くパートナーとして倫理性や透明性を守る役割を担う食品CRO機関の動きをレポートする。

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