TPCの調査、東南アジア健康食品市場 前年比3.8%増の5,441億円
TPCマーケティングリサーチ(株)(大阪市西区、川原喜治社長)はこのほど、独自調査の結果、2018年度の東南アジア5カ国(タイ・インドネシア・マレーシア・ベトナム・シンガポール)の健康食品市場が前年比3.8%増の5,441億円に拡大したと発表した(調査結果の詳細は『2020年 東南アジアの健康食品市場』に収載)。
そのうち、サプリメントが4,073億円(構成比74.9%)を占め、同4.8%増で推移。サプリメントについては5カ国ともに、製薬企業やMLM企業が積極的に商品展開している。国別で見ると、マレーシア1,169億5,000万円、インドネシア1,112億4,000万円、タイ849億円の順。漢方やハーブ配合商品、ビタミン・ミネラル配合商品が人気と報告している。