NMDBの規約変更に業界動揺 利用者に月内の態度表明を強要?
ナチュラルメディシン・データベース(NMDB)の利用方法をめぐり、波紋が広がっている。
NMDBを運用するJahficが昨年末、運用規約について変更を公式サイトにアナウンスしたことについてはすでにウェルネスデイリーニュースで報じた。
それに対して「あまりにも唐突」という不満の声が事業者の間で上がっている。受託製造メーカーなどに対し、規約に応じるかどうかについて、Jahfic側が月内を期限に態度表明を求めているというのである。他社の機能性表示食品のサポートを行っている受託メーカーにおいては、数百万円規模に及ぶ契約になるため、頭を抱えている事業者が少なくないとされる。これらについてウェルネスデイリーニュース編集部はJahficに対して以下のとおり質問した。
「すでに貴センターの会員である受託メーカーは、会員継続の有無について、月内に態度表明を明らかにするように迫られているという事業者がある。事実か?」、「他社に対するサポートが複数にわたるため、数百万円規模の支出に対して直ちに結論が出せないという事業者に対し、Jahficは個別の相談を受け付けるのか?」、「このような事業者は複数に及んでいるようだが、昨年末に突然案内を出したこともあるのか、不満を抱えている事業者もある。説明会を開くなどの対応は考えていないのか?」
これに対してJahficは、「お客様との個別の契約内容につきまして回答を控えさせていただきます」と回答するにとどまった。(つづきは会員専用ページへ)【田代宏】
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