JADMAサプリ塾に消費者庁・依田審議官 「健康食品の現在と未来を語る」テーマに今月27日開催
通信販売業界団体の(公社)日本通信販売協会(JADMA、粟野光章会長)が消費者庁の依田學審議官(食品担当)や食品表示企画課保健表示室の今川正紀室長らを招いたオンラインセミナーを今月27日開催する。機能性表示食品をめぐる6・30措置命令、88製品届出撤回問題、規格基準案──などをテーマにパネルディスカッションを行う。JADMAの正・賛助会員は参加費無料。会員以外の一般は1人8,800円(税込)。
このセミナーは「JADMAサプリ塾」(第14回)の枠組みで開催するもので、テーマは「健康食品の現在と未来を語る」。依田審議官や今川室長のほかに、元厚生労働審議官の大谷泰夫・神奈川県立保健福祉大学理事長、元国民生活センター理事の宗林さおり・岐阜医療科学大学教授、元厚生労働薬系技官の齋藤充生・ヘルスヴィジランス研究会理事などを招く。
プログラムは2部構成。第1部は、「保健機能食品制度等をめぐるトピック」と題し、6・30措置命令、研究レビューのPRISMA2020準拠、安全性情報を引用できなくなった国立栄研データベース問題などを取り上げる。また、「健康食品の未来を語る」と題した第2部では、保健機能食品の社会的位置づけ、規格基準案、食品基準行政の移管、有害事象への対応とリスクコミュニケーション──など喫緊の課題をテーマに健康食品の未来を展望する。
開催日時は11月27日(月)午後1時から4時まで。Zoomウェビナーを利用したオンライン配信のみとなる。詳細や参加申込はJADMAのホームページから。