JADMA、2024年の通販利用動向を調査 「第32回全国通信販売利用実態調査報告書」として公表
(公社)日本通信販売協会(東京都中央区、JADMA)はこのほど、「第32回全国通信販売利用実態調査報告書」を刊行した。全国の15歳~79歳の男女1,200人を対象に、2024年1年間の通信販売の利用動向を調査したもので、利用率や利用広告媒体、購入商品、利用金額等について、さまざまな角度から分析している。
それによると、業界の市場規模は、直近年度の2023年度で13.5兆円となった。コロナ禍でメーカーやスーパー、飲食業など幅広い事業者のネット通販参入が活発化した。市場は、年間利用回数、年間利用金額ともに年々増加傾向にあるとしている。
また、スマートフォン・タブレット等の携帯端末の普及で、世代を問わずインターネットによる通販利用がますます拡大していることを受け、今回の調査では、検索や SNS等のインターネット広告の参考状況、モール型ECサイトやCtoCの使い分け、その長所や短所に感じている点など、ネット通販利用者のより詳細な実態を把握できるよう新たに設問を加え、選択肢を調整した。
JADMA会員は会員専用ページから同報告書をダウンロードすることができる。会員以外はこちらから購入することができる。