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HIV薬とニンニクの相互作用情報

 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は1日、素材情報データベースに「ニンニク」の医薬品との相互作用情報を追加した。

 HIV感染症のため抗ウイルス薬のテノホビル/エムトリシタビン200/245 mg、ダルナビル(CYP3A4基質)/リトナビル(CYP2D6、CYP3A基質)800/100 mg/日を服用し、血漿HIVウイルス量は検出限界値未満の状態を維持していた27歳のドイツ人男性が、毎週ニンニク15片を摂取していたところ(摂取期間不明)、ウイルス量が増加し、ダルナビル/リトナビルのトラフ濃度が治療域下限を下回ったが、ニンニクの摂取中止により改善した。

 また、HIV感染症のため抗ウイルス薬のアバカビル/ラミブジン600/300 mg/日、ダルナビル(CYP3A4基質)/リトナビル(CYP2D6、CYP3A基質)600/100 mg×2回/日を服用中の41歳のドイツ人女性が、ニンニクを摂取していたところ(摂取量、期間不明)、血漿HIVウイルス量が増加し、ダルナビル/リトナビルのトラフ濃度が治療域下限を下回ったが、ニンニクの摂取中止により改善したという。

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